バロックフロアブル
バロックフロアブルをご紹介しています。
バロックフロアブルの特長や使用方法、安全使用上の注意点についてご案内しています。
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野菜
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ハーブ
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果樹
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芝生
速効性
持続性
予防効果
治療効果
速効性
持続性
予防効果
治療効果
有効成分 | エトキサゾール |
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薬剤登録 | 農林水産省登録第19962号 |
性状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 |
剤型 | フロアブル剤 |
商品特長
- 各種ハダニ、サビダニの卵・幼若虫にすぐれた殺虫効果、成虫には孵化抑制効果が持続します。
- ハダニの繁殖を長く抑えます。
- きゅうり、なす、いちごなどの野菜では、散布翌日には収穫できます。
使用方法
水でうすめて散布
※印は本剤及びその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。
※印は収穫物への残留回避のため、本剤及びエトキサゾールを含む農薬の総使用回数の制限を示します。
作物名 | 適用害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量★ | 使用時期 | 総使用回数※ | 使用方法 |
かんきつ (みかんを除く) |
ミカンハダニ | 2,000~3,000倍 | 200~700ℓ/10a | 収穫14日前まで | 2 回以内 |
散布 |
ミカンサビダニ | 2,000倍 | |||||
みかん | ミカンハダニ | 2,000~3,000倍 | 収穫前日まで | |||
ミカンサビダニ | 2,000 倍 | |||||
りんご | リンゴハダニ | 2,000~3,000倍 | 収穫14日前まで | |||
ナミハダニ | 2,000倍 | |||||
なし | ハダニ類 | |||||
もも | ハダニ類、 モモサビダニ |
収穫 7 日前まで | ||||
すもも、 ネクタリン |
ハダニ類 | |||||
ぶどう | 1回 | |||||
びわ | ミカンハダニ | 2回以内 | ||||
おうとう | ハダニ類
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収穫14日前まで | 1 回 | |||
いちじく | 収穫前日まで | |||||
マンゴー | 収穫 7 日前まで | 2 回以内 | ||||
きゅうり | 100~350ℓ/10a | 収穫前日まで | 1回 | |||
すいか、メロン | 2回以内 | |||||
なす、いちご | 1 回 | |||||
とうがん | 2 回以内 | |||||
みつば | 3,000倍 | 100~300ℓ/10a
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収穫前日まで(但し、伏せ込み栽培は伏せ込み前まで) | |||
しそ | 収穫前日まで | |||||
きく(葉) かんしょ |
2,000倍 |
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あずき | 収穫 7 日前まで | |||||
食用ミニバラ | 収穫 3 日前まで | 1 回 | ||||
茶 | カンザワハダニ | 1,000~3,000倍 | 200~400ℓ/10a | 摘採14日前まで | 1 回 | |
ホップ | ハダニ類 | 2 , 000倍 | 200~700ℓ/10a | 収穫7日前まで | ||
花き類・観葉植物 | 100~300ℓ/10a | 発生初期 | ||||
樹木類 | 200~700ℓ/10a |
★使用液量の単位の読み替え方:「L/10a」=「ml/㎡」(例 100~300L/10a = 100~300ml/㎡)
- 2015年2月6日付:食用ミニバラの追加
- 2017年4月11日付:きく(葉)としその追加
- 2019年2月28日付:みつばの追加
効果・薬害等の注意
①使用前に必ず容器をよく振ってから使用してください(沈殿)。
②ボルドー液との混用はさけてください(分解)。
③浸透移行性がありませんので、葉の裏表に十分に散布してください(効果)。
④ハダニ類の発生初期に散布むらのないようにていねいに散布してください(効果)。
⑤殺卵、殺幼虫力は強いですが、殺成虫力が弱く遅効性ですので、誤ってまき直しなどしないでください。
⑥ハダニ類に対する散布は年1回とし、作用性の異なる他の薬剤との輪番で使用してください。
⑦ぶどうの幼果期以降の使用は注意してください(果粉溶脱)。
⑧散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
⑨本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所または販売店等と相談することが望ましいです。
⑩適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してください。使用方法等を厳守してください。特に初めて使用する場合は、病害虫防除所または販売店と相談することが望ましいです。
安全使用上の注意
①眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。(弱い刺激性)
②街路、公園等で使用する場合、散布区域に縄囲いや立て札を立て、散布中及び散布後(最小限その当日)関係者以外は立ち入らせないでください。小児、人畜等に留意してください。
③桑葉にかからないように注意してください(蚕毒)。
④公園、堤とう等で使用する場合は、水源地、養殖池等に飛散、流入しないよう十分に注意してください。
⑤使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。使用後の空容器は3回以上洗浄してから処理してください。
魚など環境に対する注意
①蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
②水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす恐れがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないように注意して使用してください。
③使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は河川等に流さないようにしてください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。