
病害虫ナビ
花・つぼみの症状|症状から探す
花・つぼみに発生する生育不良の症状(生育が悪い、萎縮してきた、枯れてきた等)から、病原菌・害虫・ウィルス病などで考えられる原因を記載しています。
花・つぼみの症状
楽しみにしていた花がきれいに咲かないのは悲しいことです。花を食べるのはナメクジ、コガネムシなどで、特にコガネムシは集団で食害するので全体が無残な姿になります。花弁にシミや斑が入るのは花が大好きで花弁の間に隠れているアザミウマ、灰色かび病・モザイク病などが考えられます。また、薬剤散布や降雨等の条件によっても変色することがあります。また蕾の状態で、灰色のカビに覆われて咲かずに枯れる灰色かび病、アザミウマやホコリダニの吸汁のために花が奇形になったりすることもあります。次々と咲き続ける花は咲き終わったらこまめに摘み取りましょう。灰色かび病などが蔓延するのを予防することができるとともに、種子ができると花数が減る傾向があるためです。

花がつぼみのまま枯れる
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枯れてカビにおおわれる
「灰色かび病」
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枯れたつぼみの中に小さなイモムシがいる
「ベニモンアオリンガ」

小さな虫が群棲
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小さな虫が群棲
「アブラムシ」

花弁に斑がはいる
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花弁に斑がはいる
「ウイルス病」「モザイク病」